日本語で「バイク」といえば、一般にオートバイ(自動二輪)を意味します。
でも、もともと“bike”は bicycle の短縮形。bicycle は言うまでもなく自転車のこと。「2」を意味する接頭辞“bi” + 「輪」を意味する“cycle”の合成語です。ただし、オートバイ乗り同士なら、motorbike の短縮形としてオートバイのことを“bike”と呼んだりしますので、“bike”の訳語としてはおそらく「二輪」とするのが適切なのでしょう。
とはいえ、アメリカで“bike”といえば、一般には「自転車」を意味することが多いです。Queenの名曲“Bicycle Race”でも、“I want to ride my bicycle/I want to ride my bike”って歌われていますよね。また、“bike”を動名詞化した“Biking”(『バイキング』)という名前の雑誌もアメリカで売られていますが、これは「自転車遊び」や「自転車競技」をテーマとした雑誌です。そして、オフロード走行のための自転車は“Mountain bike”といい、日本でも「マウンテンバイク」という呼び名が定着しました。
で、このところ、ぼくはバイクにbikeを積む手段を試行錯誤しています。つまり、オートバイに自転車を乗せるにはどうしたらいいか、という話です。
まず、自転車がぐらついたりしないようにしっかりとバイクに固定しなければなりません。そのためには、自転車専用のキャリアが必要です。自動車用にはさまざまな自転車キャリアが販売されていますが、バイクにも流用可能な製品は一つしかありません。Saris Bones Trunk Rack 3-Bikesです。日本ではTERZOブランドから「ライトサイクルキャリア」という名前で販売されています。
ただし、車両になにかを積載するには、法的な規則があります。自動二輪の場合、「長さは積載装置+30cmまで」「幅は積載装置+30cm(左右15cmずつ)まで」「高さは地上から2.5mまで」となっています。
最初にチャレンジしたのはこのパターン。ハンドルを後ろに向けて、自転車キャリアに横積みする方法です。
どう見ても無理がありますね(笑
とくに、後ろから見た姿は強烈なインパクトがあります。まるでエリマキトカゲのようです。
この積み方だと、法規に反しているという以前に、安心して走行することが難しくなります。特に夜間は他の車両に引っ掛けられる危険性が高い。
ということで、一日試してみただけでボツ決定。
そこで代わりに試してみたのが、ハンドルをキャリアに乗せて縦積みする方法です。
高さと横幅は規定に収まっているし、後ろもまぁ許容範囲です。
ぱっと見、これはいいじゃないか!と気をよくして乗ってきましたが、途中でショーウィンドウに映った姿を見て仰天しました。
あやしすぎる…
というより、おもしろすぎる…
どおりで、横積みしたときよりも、人々の注目を集めているはずです。なにぶん、高さが2.5mギリギリまであるだけに圧迫感があります。
まぁでも、これで前輪を外したら多少は印象も変わるでしょう。だんだん完成型が近づいてきました。

