ずっと前にバイクの種類によって異なる文化があるという記事(クルーザーとアメリカン)を書きましたが、BMWのバイクに乗る人たちには際立って特徴的な文化があります。それは、電装カスタマイズが好きだということ。
たとえば、2年ほど前からバイクにもポータブルナビを付ける人が増えてきましたが、それまではナビを付けているバイクといえばほとんどがBMWでした。アマチュア無線のモービル機を付けているバイクもやはりBMWが多い。他にもレーダー探知機、自動空気圧計、ビデオカメラなど、BMW乗りのコックピット周りは、電子機器でゴテゴテしていることがめずらしくありません。
また、冬には電熱ベストを着る人が多いのも特徴の一つです。一般にバイク乗りは、身体の自由度が制限されることを嫌がる傾向にあるため、バイクとケーブルで結ばれることはイヤがるものなのですね。だから、電熱ベストが暖かくて快適なことは分かっていても、ベストからバッテリーに電源コードでつながってしまうことに抵抗感があってなかなか手が出せないのです。
でもBMW乗りは躊躇しません。快適になるなら、バイクとコードで結ばれることくらい平気です。電熱ベストのコードを腰につけ、アマチュア無線のコードをヘルメットにつけ、さらにエアバッグ・ジャケットのコードを胸につける。アンプがない場合は、さらにメディアプレーヤーからイヤホンのコードを耳まで延ばしていることもあります。
どうしてこういう文化が発達したのか説明するのはさほど難しくはありませんが、その話はまた今度にしましょう。
ぼくとしては、そういう文化とは一線を画しているつもりだったのです。でも、今から思えば、BMWを買って一番最初にやったカスタマイズはハンドル周りにシガーソケットを取り付けることだったし、初代Mio168が出るやいなやバイクに付けたし、どうやら初めから完全に文化圏に取り込まれていたようです。
最近になってようやくそのことに気づきまして、なんだか吹っ切れたような気分になりましてね。もう遠慮することはないとばかりに、ナビとアマチュア無線機を取り付けることにしました。ただし、どちらもBluetooth付きの機種です。やっぱりコードが増えるのは面倒だし、なんとなく抵抗感があるし。
今は忙しいので手をつけていませんが、5月半ばには立派な「ビーエム乗り」に成り下がっていることでしょう。
ところで、Bluetoothといえば、ぼくはタンデムのときに会話をしたり、乗車中にも携帯電話に出られるように、Bluetoothのヘッドセットをヘルメットに取り付けています。イタリアのセルラーラインという会社から出ているインターフォンという商品です。
これまでずいぶん活躍してくれましたが、ナビ、無線機、携帯という3系統と連結するには力不足なのですね。モノラルだし。
で、買い換えました。デイトナから発売されているクールロボ。ところがこいつ、今つかっている携帯との相性がよくないのです。出始めのネットワーク機器は、なかなかうまくつながってくれませんね。
携帯のほうを買い換えるということも考えましたが、夏に出ると予定されているauのスマートフォンを待っているところだし、まぁしばらくはだましだまし使っていくしかありませんかね。
